UMEDA
NEW
URBANISM
芝田2丁目 文化の鼓動プロジェクト
UMEDA NEW URBANISMとは

UMEDA NEW URBANISMは、
私達に相応しい都市の未来像について研究し考える、創造の基地だと考えています。
梅田を通して考える「NEW URBANISM(新しい都市様式)」とは何か。
私たちは、街路・持続的更新・地域文化の3つに焦点を当てています。
これらは人間の育ちと包摂の基礎となる要素です。
街路
街路は人と人の出会う日常の広場であり、「生きられた」町の形をそれぞれ持っています。街路を考えることは町を都市を考えることです。
持続的更新
都市には人と社会・文化が息づき新陳代謝しています。ルーツの根付きや環境との応答的発展、過去の再評価や転用など都市は環境や歴史との連関作用により魅力が磨かれます。
地域文化
消費と経済の論理では都市は日本中同じ顔になっていきます。環境の個性は人間の形成や根付き・包摂などに欠かせないものです。

私たちは、
様々なワークショップを進めています。
梅田の特徴を生かしながら、歩道や敷地内のオープンスペース、公園などを一方的な歩行者空間としてとらえ直し、
他にはない体験価値を生み出すことのできる、未来を見据えた都市構造プロジェクトが開始します!
みなさんもぜひ、ご参加ください。
クラシック音楽と街路
クラシック音楽 ティーフェトリオ
大阪交響楽団は北区シンフォニーホールで定期的に公演、その中から、我々UMEDA-NEWURBANISMの友人であるビオラ・チェロ・コントラバスの御三人はティーフェトリオとして全国の街なかでの演奏活動をされています。UMEDA-NEWURBANISMでは、ティーフェトリオさんと梅田地域の街路と音楽の共存可能性について話し合っています。先日の野田の長屋路地での演奏は、重低音弦楽器の厚みと迫力は素晴らしく、長屋路地の音響効果が素晴らしいことも発見しました。
演奏会とは逆の発想で、演奏家が街路に一日滞在していると何が起こるかなのです。

ファッションと街路
上田安子服飾専門学校
1941年の開校以来たくさんの一流のファッションクリエイターを生み出し続けてきた上田安子服飾専門学校。その歴史は日本のファッション史そのものと言っても過言ではなく、“グローバルなビジネスの展開”のできるクリエイターの輩出をめざし、ファッションはもちろんファッショングッズ、靴、バッグ等の企画から生産、商品を販売するノウハウまでをトータルにプロデュースできるプロフェッショナルな人材を育成されています。
UMEDA-NEWURBANISMでは、靴のデザイン・製作の学生さんとともに、素材の産地から制作のプロセス、完成までが街や街路ともっと繋がらないか、話し合ってきました。
普段の工房での創作風景を街路にて展開するそうです。作品展示でなく創作の日常の場と街路の共存はどうなるか?

演劇と街路
劇団五期会
我々UMEDA-NEWURBANISMの仲間でもある劇団五期会さんは北区のお隣、福島区に拠点を置かれる歴史ある劇団です。劇団五期会の出身母胎はNHKの専属劇団であった大阪放送劇団で、その特徴でもあるセリフ術発声術を重視し伝統を受け継いでおられます。
演劇の生々しい創造プロセスが降り立つと街路に何が起こるか?

現代美術と街路
現代絵画 浜田隆司氏
我々UMEDA-NEWURBANISMの友好メンバーである関西現代美術の雄、浜本隆司さんと福田新之助さんは1980年代から活躍なさっておられる現代美術の作家です。絵画や立体制作を中心に、時にはトリオでも活動されています。UMEDA-NEWURBANISMでは、彼らの梅田や北区での展覧会やインスタレーションや、芝田地区の文化再生について議論したり、その構想を話し合ったりしています。
普段のアトリエでの創作風景を街路にて展開するそうです。作品展示でなく創作の日常の場と街路の共存はどうなるか?

大学研究や創作と街路
京都女子大学 京都橘大学
我々UMEDA-NEWURBANISMでは、大学の都市・住環境系の研究室や学生と協働し、芝田二丁目の個性を生かし未来へ発展させていく魅力化計画について考えています。
京都橘大学の建築学科鈴木克彦研究室は、学生自身の街への感想整理やヒヤリングを通した魅力化計画の提案を行います。京都女子大学生活造形学科の学生らは、街の特性である小さなビルとその隙間路地、建物内の入り組んだ階段や廊下・屋上の、迷路のような楽しさを提案にしようとしています。神戸の流通科学大学経済学科では学生が都市のスケール感を養うために芝田二丁目の現況モデルを作られています。
街の方々への説明や専門家との講評なども発生しそうです。



活動場所
JR大阪駅 徒歩5分
阪急梅田駅 徒歩5分
